人星亭喜楽駄朗オフィシャルブログパートⅢ

人生漫談師・人星亭喜楽駄朗です。この芸名で全国各地で1,000回以上講演しております。またイベントプロデューサーとして人星亭一門演芸発表大会、なまはげ寄席、生き方いいね!セミナーなどを主催しています。講演、お笑いネタ、人生哲学、秋田県情報、旅行情報、自宅周辺情報などをおもしろおかしく投稿していきます。是非アクセスしてくださいね。 人星亭喜楽駄朗ホームページ   https://sites.google.com/view/kirakuda

人星亭一門会会長 の人星亭喜楽駄朗です。 人星亭喜楽駄朗ホームページ  https://sites.google.com/view/kirakuda

スキー鶴

 

秘湯・鶴の細道での女将さんとの出会いから数か月後

また逢いたくなって再び訪問することにした。

宿の駐車場から外に出たら遠くから「喜楽駄朗さーん!」

と呼ぶ声がした。どこからだろう。

 

なんと女将さんとスタッフがスキーをしているではないか。

リフトも無くてスキーができるのかな。と一瞬思ったけど

バカみたいな心配だね。麓に来たらスキーごと舞い上がって

山頂にいけばいいんだよね。

「これから宿に向かいますから付近を散策でもしていてください。

 散歩コースには清流もありますし森林浴もできますよ」

「はい、そうします。ありがとうございます」

 

人星亭喜楽駄朗


スキー鶴2

また来てね 鶴

 

鶴になっておじいさんおばあさんにご恩返し

した娘さんもさよならしたことだし、

私もそろそろ帰らないとね。

女将さんといろいろなお話ができて本当に

楽しかったです。

 

「私も喜楽駄朗さんと冗談交えての会話は

とてもおもしろかったですよ。

また来てくださいね。お待ちしております。

秘境中の秘境だけど次回は宿まで来れるかしら」

 

「大丈夫です。ここを出発する前に秘湯・鶴の細道と

カーナビに登録しますから、、、

女将さん、いろいろお世話になりました。

また来ます。さようなら。

さようならは別れの言葉じゃなくてまた逢う日までの

遠い約束だからね」

 

人星亭喜楽駄朗



立ちいらっしゃい強調

ご恩返し鶴

 

昔話に鶴の恩返しがありましたね。

「貧しいけれど心のやさしいおじいさんとおばあさんが

いました。おじいさんが町にたきぎを売りに行く途中

ワナにかかった鶴を助けてやりました。

その夜娘さんが訪ねてきて一晩泊めてくださいとのこと。

毎晩泊まったある日「機を織りますので糸を買ってきてください。

でも私が機を織っているところを覗かないでくださいね」

娘さんが作った布は町で評判が良く高く売れたそうです。

おばあさんは気になってしようがなくて覗いてしまいました。

そこには羽を抜いて機を織っている鶴がいました。

見られてしまってはもうここにいることはできません。

私はおじいさんに助けてもらった鶴でございます。

さようなら」

 

女将さん「私だって機を織ることはできますのよ。

最近羽が生え過ぎて肥満傾向にあるので羽で

機を織りますので見てくださいね。おほほほ ほ」

 

人星亭喜楽駄朗


機織り機4強調

ハバード大卒の鶴

 

「英雄ポロネーズ、グノシエンヌ、ドヴォルザーク

交響曲第9番を楽譜見ないで演奏するなんて

すごいですね。人間よりも頭がいいですよ」

「喜楽駄朗さんに褒められるなんて超嬉しいわ。


 実を言うとね私ハバード(羽鳥)大学経営学白紙課程を酒席で卒業

しているんです。どっかの女性知事みたいに学歴詐称じゃないかと

疑われるようなことは言わないからね。おほほほ ほ」


「女将さんはハバード大ですか、私は男鹿半島の「とうだい・あ法学部」を

出ていると言い続けてきましたが皆さん大笑いしているだけで

誰も突っ込みを入れる人はいなかったですね」

 

人星亭喜楽駄朗


女将さん10フェイスブック

ピアノ演奏鶴

 

「私ピアノも得意なの、クラシックをリクエストしてください」

「えっ、ピアノも演奏するの。すごいなあ。

ピアノといったらショパンでしょう。

ピアノ協奏曲第1番、ノクターン第2番、英雄ポロネーズ

幻想即興曲などいい曲いっぱいありますね。

英雄ポロネーズをお願いしようかな。

エリック・サティも好きなんですよ。

サティと言ったらグノシエンヌですね。

 ついでにドヴォルザークの交響曲第9番もお願いします」

 

演奏後

「女将さんは才能豊かですね。鶴にしておくのはもったいない。

 落語が好きで浅草演芸ホール、新宿末広亭によく行くんですが

落語で犬が神社に願掛けて人間になった話があるよ。

女将さんにも人間になって欲しいなあ」

 

人星亭喜楽駄朗




ピアノ強調

 

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